偏差値40をとってしまったけど、こんな成績で医学部に合格できるの?
こんな疑問についてお答えします。
先に結論から言うと
進研模試で偏差値40→1年で目指すのは厳しい。
河合全統模試で偏差値40→1年で目指すのは難しいが、無理ではない。
駿台模試で偏差値40→いける。
このようになります。
今回は「偏差値40からの医学部」を私の経験をもとに解説していきます。
私がとった偏差値40の真実
告白
突然ですが、みなさんに言っておかなければならないことがあります。
私は偏差値40から国立医学部に合格したことを大々的にアピールして記事を書いていますが、私が偏差値40をとった模試は、進研模試のようないわゆる標準レベルの模試ではありません。
いままでだましていてごめんなさい。
私が偏差値40をとったのは、河合塾が開催している模試で、そのなかでも比較的ハイレベルな模試です。
私が通っていた高校では進研模試を受ける機会がほとんどなく、このようにレベルの高い模試の結果しかみることができませんでした。
私の高校のレベル
私が通っていた高校は、中高一貫校です。
偏差値はサイトによってかなり違うので明言は避けますが、県内の中学受験事情を知っている人に言えば
「え!頭いいんだね!」
と言われるくらいにはレベルの高い学校でした。
しかし、その学校に奇跡的に入った私は中学入学後から一切勉強せず、高2の終わりごろには250人いる学年のなかで下から10番目くらいの順位になっていました。
この下から10番目くらいというのがどのくらいのレベルかというと、現役で大学に進学しようとすると日東駒専には届かず、その下の大学にぎりぎり合格するレベルです。
高校卒業時の成績
高3になってからはさすがに焦り、少し勉強したものの、中学入学以来勉強したことのない私には、「勉強の仕方」がわからず、あまり成績は上がりませんでした。
高3時代に同じくらいの成績をとっていた友人たちはほとんどが日東駒専に進学、またはどこにも合格せずに浪人しました。
つまり、私の高校卒業時の成績を進研模試で言い表すなら偏差値55前後です。
これが私の「偏差値40」の真実です。
各模試の偏差値40の比較
これはあくまでも私の体感ですが、河合塾の全統模試を基準とすると
進研模試の偏差値40→全統模試の偏差値30
駿台模試の偏差値40→全統模試の偏差値50
このくらいの差はあると思います。
全統模試での国立医学部の最低偏差値が約60ですから、駿台模試の偏差値40からなら希望がみえてきます。
ちなみに、私が偏差値40をとった模試を駿台模試と同レベルと仮定すると、私は河合塾でいう偏差値約65の入試枠で合格したので実際には1年で偏差値を約15上げた計算になります。
進研模試の偏差値40
もしあなたがこの成績なら、相当頑張らなければ合格は厳しいです。
おそらくこの成績の人は基礎が全くできていません。
中学レベルも怪しい状態でしょう。
まずは中学レベルから一つずつ苦手をつぶしていきましょう。
時間はかかるかもしれませんが、根気強く進めて合格をつかみ取ってください。
全統模試の偏差値40
このレベルの人も基礎ができていません。
それなりの高校に通ってはいたけど、高校時代は部活三昧でほとんど勉強していなかった人などがこのレベルに当たります。
かなりの努力は必要ですが、あなたの今ののびしろによっては1年での合格も可能です。
わからないところを飛ばさずに、じっくりと問題と向き合いましょう。
駿台模試の偏差値40
一般的な模試では偏差値50を超えており、頭は良いほうなはずと不安ながらも自分を信じているのではないでしょうか。
この成績をとると、基礎はできていて、応用がまったくできないと錯覚してしまいがちですが、できていないのは基礎です。
基礎ができれば自然と応用もできるはずです。
また、このレベルではケアレスミスが多い人が散見されます。
気づけていない苦手部分の基礎固め、ケアレスミスをなくす意識を高めて努力を重ねていきましょう。
私の経験が一番活きるのが、このレベルの人たちです。
過去の私と同じレベルの人たちはこのサイトを必ずチェックするようにしてください。
必ず有益な情報を提供します。
まとめ
今回は偏差値40について、各模試で比較し、そこから医学部合格は可能なのかを解説しました。
この記事を読んで、自分に医学部合格は無理なんだ…とあきらめてしまいましたか?
私はあくまでも医学部合格を果たした大勢のなかの1人です。
この記事はそんな人間のただの感想文です。
私は予言者ではありません。
あなたが合格するかどうかはあなたのこれからの努力にかかっています。
あなたが今ここであきらめたら、合格の未来は消えてしまいます。
ぜひ、ここで踏ん張って、あきらめずに合格に向かって突き進んでください。
あなたの合格報告を待っています。
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