生物って覚えるだけで疲れる…
何をすればいいのかわからない…
そんなふうに悩んでいませんか?
この記事では生物で学年最下層から1位まで駆け上がり、塾での指導でも何人もの生徒の点数をアップさせてきた私の生物勉強法を入門編から応用編まで詳しく解説していきます!
入門編
用意するもの
鉛筆やシャーペン
教科書
紙
方法
- 学ぶ範囲のタイトルをみて、関連していそうな過去に学んだこと(小中学校の内容)を思い返してみる。何も思いつかなかったらそれはそれでいい。
- 教科書本文を音読する。このとき重要そうな部分にシャーペンで下線をひきながら読む。線をひきすぎないように注意。発展コーナーや下の小さい文字で書いてある部分はとばしてOK。でも図はよくみて!
- 図と文章の関係を意識しながらもう一度読む。図がない場合は内容を頭の中でイメージしながら読む。
- 紙に重要そうな用語や図を書き出す。このとき教科書は見ないようにする。
- 紙に書きだした内容と教科書の内容があっているか確認。
学習のポイント
一気に何ページも進めるのではなく、少しずつ進める。
初級編
用意するもの
入門編で用意したもの
学校で使っている問題集
図表
学校の授業ノート
ルーズリーフ
暗記マーカー、ボールペンなど
方法
- 問題集のまとめページ(各章のはじめの部分)、教科書、授業ノート、図表の該当ページ(勉強したい範囲のページ)を開き、教科書の発展コーナーや小さい文字も含め全体に目を通す。
- 問題集のまとめページをコピーしてルーズリーフに貼る。余白を大きめにとっておく。
- コピーしたページの文章を読み、重要用語を暗記マーカーでマークする。
- 必要があれば、教科書、授業ノート、図表の内容を書き込んだり、コピーを貼ったりする。
学習のポイント
ここでの目的はまとめノートをつくること。
受験会場には1科目につき1冊くらいしか教材を持っていく余裕がないので、そのためのノートをつくる。
まとめノートをつくるのが嫌いなら、教科書に全部書き込んでいく方法でもOK。
ちなみに、よく言われるまとめノートは意味がないというのは授業ノートの清書をするのは意味がないということ。
自分で考えながらつくるまとめノートはアウトプットの方法としてとても効果的。
この後の中級編や上級編などでも適宜書き足せるので、この段階ではすべてを書こうとしなくていい。
初級編の作業はとても時間がかかるので少しずつ進める。
中級編
用意するもの
初級編で用意したもの
問題集用ノート
方法
- 問題集を解く。
- 解説を読み、わからなかった部分や関連事項を図表や教科書などで確認する。
- 新しい知識をまとめノートに書き込む。
- 問題を解いた範囲をまとめノートで復習する。
学習のポイント
1回で覚えようとしなくていい。問題集は最低でも3周はする。
記述問題は解答のポイントをおさえられているか確認する。
自己採点がうまくできるようになれば自ずと記述問題の解答の仕方がわかるようになるはず。
上級編
入門編~中級編は同時進行でちょっとずつ進めてほしいけど、上級編は生物がある程度得意になってからはじめてほしい。
用意するもの
中級編で用意したもの
難しめの問題集(下記参照)
方法
中級編と同じ
学習のポイント
あきらめない。
何周かすればだんだん解けるようになる。
おすすめの上級者向け問題集
生物 標準問題精講(旺文社)
理系標準問題集 生物(駿台文庫)
これはあくまでもぽんのおすすめなので、まわりの友だちや先生のおすすめと比較して自分に合うものを使ってね!
生物の学習について
生物は教科書がすべて。学校のテストも入試も教科書以外からは出さない(頭のおかしい私大医学部は別)。教科書5周読むだけでも偏差値60くらいはいく。
①から③はあくまでもやりやすそうな順番で並べただけなので問題集からはじめたり同時進行でやったりしてもOK。大事なのは少しずつ着実に進めること。
授業の予習をするなら①まで。②以降は授業をきいてから。
電車の中で教科書を読むときは、読んでいる部分を指でなぞりながら口パクで音読すると効果的。
がんばれー!
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